工房とギャラリーの「良い音」探し

先日「良い音」について @masanori_nakatsu さんに色々と教えていただき、工房はスピーカーの位置を変え、ターンテーブルを安定した台の上に置き、きちんと水平を出すところまでやりましたが、今日はそれを実際に聴いていただいて、お墨付きをもらいました。


さらには手作り真空管アンプ、現在は手に入らない旭川のマンホールメーカーが作った鋳鉄製の、それはそれは重いスピーカーを持ってきてくださり、工房で即席の音出しを披露してくださいました。


たくさんのことを教えていただいたので、とても書ききれませんが、スピーカーの位置、何の上に置くか、スピーカーとアンプを繋ぐ線、ピンの磨き具合、真空管の魅力、もちろん音源の良し悪し(デジタルはアップサンプリングがあるので、単にハイレゾだからと一括りにはできず、そもそもの録音状態に依る)、どんな音楽を鳴らすのか(低域、中域、高域)、、、
全てが出てくる音に繋がってくるということに、すごく興味深く、本当に充実した時間でした。


ちなみに工房の「音」については、「レコードで鳴らしている音楽にすごく合っている」と言っていただけました。


何が「良い音」なのか、というのは、これは壮大なテーマで、答えは一つでは無いと思いますが、やはり自分の意思とは無関係に、「勝手に何かが込み上げてくる」のが自分にとって「良い音」なのではないかと、そんなことを思いました。


素晴らしい機会をありがとうございました。
ちなみに @masanori_nakatsu さんは、本当に素敵なお写真を撮っていらっしゃいます。
美瑛町の青い池の、Apple社の wallpaper になったことで有名な Kent Shiraishi さんに写真を選ばれて、フジフィルムの企画で東京に展示されたこともある方です。


最初は写真やレンズの話から始まったのに、途中から「音」の話になりました。
両者には通ずるものもあるのかもしれませんね♪